ありとあらゆる手段を用いて私を苦しめてくる株式市場ですが、今回は為替変動リスクについてです。
何事も自分で体験して学ぶ男である私サバ彦、この体験を皆様と共有する事で参考にして頂けたらなと思います。
為替変動リスクとは
為替変動リスク(かわせへんどうりすく)
外国の金融商品に投資した場合、換金時に為替レートの変動により生じる為替差損益が確実ではないこと。(日本証券業協会HPより引用)
つまりどういうことかというと、米国株を100ドルで買いました。
数日後~数ヵ月、数年後に売却する時に、150ドルに上がっていたとします。
もちろん売却すると利益が50ドル出るのですが、同時にその期間にドル円相場も動き続けていますので、その50ドルの利益が日本円換算でどうなるのか解らないというリスクなわけですね。
伝わりましたでしょうか。
為替変動リスク 実例
それではここで為替変動リスクの実例として、私の現在の状態を画像でお見せします。

日時等はこの際無視しましょう。あくまでも為替変動リスクの実例という事ですので。
保有銘柄を隠す意味があるのかどうか解りませんが、とりあえず1番下の全てボカシているのは置いておいて、上の2銘柄についてです。
11月の初めころに購入しました。
そして11月10日のCPIで株価がスコーンと上がり、ドルがスコーンと下がった訳ですね。
で、現在含み益が2000ドルちょっとという状態です。
これを円で見てみると・・・・

なんということでしょう・・・
2000ドルの利益が50000円のマイナスです。
これがどういうことかと言いますと、米国株は米ドルで変動していきますよね。
で、プラス2000ドルというのが現在の値なのですが、米ドルで変動する株価と同時にドル円も変動していきます。
買った時が1ドル148円とかその位だったのですが、このスクリーンショットを撮った時点で137.36円。
上がった株価よりも米ドルの下がりが上回ってしまったという事ですね。
つまり日本円のまま持っていた方が得だったという悲しい状態です。
どうする?為替変動リスク
今回の私サバ彦の例はかなり極端かとは思いますが、長期保有していればこれくらいの為替変動は起こり得る事ですよね。
もちろん逆に得をする事もあるはずです。私は得した事ありませんが。
このリスクをどう考えるかというのはちょっと考えておいた方が良いのかもしれません。
ちなみに私サバ彦はこれからどうするのかと言いますと、状況を見ながらにはなりますが、株価的に良いタイミングがあったら日本円にはせずに米ドルとして売却し、米国株メインで投資をしていくつもりです。特別日本円にする理由も無いですしね。
そう考えるとお金とか有価証券の価値って不思議なもんですよね。
まとめ
- 外国株式はその国の通貨で変動する
- 日本円との為替変動は同時進行
- 外国株式投資を行うのであればちょっとは気にしましょう
という感じでしょうか。
外国株式は魅力的ですが、株価以外にもリスキーな部分があるという事なんでしょう。
この様な経験も活かしつつこれからも頑張っていこうと思います。

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