今回は大人すぎるアイテム、ヤマハ発動機の発電機EF2500iを購入いたしましたので皆様にご紹介したいと思います。
防災と発電機
なぜ発電機を購入したかと言いますと、ズバリ災害時の備えです。
2011年の東北地方太平洋沖地震の時、そして数年前に私の住む地域の台風による数日間に及ぶ停電の時、1番困ってしまうのは電気の問題でした。
大地震の時は関東住みの私は東北の被災者の方々に比べれば被害はそれほどではなかったのですが、いつも災害があると「何時何があるかわからないから絶対発電機買っておこう」と心に決めるのですが、何しろお値段が高いのでズルズルと買わないまま時が過ぎてしまっていました。
台風が来る度に「ヤバい!発電機買ってないし頼むから大事にならないでくれよ・・・」なんてビクビクしながら過ごしていたのですが、ついに決心して購入しました!地震なんかいつ来るか解ったものじゃないですしね。
災害があった時でも1日数時間でも電機が使えれば本当に色々助かりますからね。
発電機と井戸水
災害時の備えとして発電機購入を考える大きな理由が井戸水を汲み上げるポンプの電源確保です。
水道水を使用している住宅の場合、水道管の破裂や浄水場の機能停止が無い限りは停電時でも水道水を使うことが出来ます。
井戸水の場合は停電=断水となるので発電機の必要性が高まるという訳です。
そしてこの井戸水を汲み上げるポンプの消費電力が一般的に150W~750Wとなかなか高いのが問題なわけですね。
もし井戸水用ポンプの存在がなければポータブル電源を災害時の備えとして購入するのもアリかなとは思うのですが、価格帯もほぼ変わらないので我が家は発電機を選びました。
それに備えとして長期間ほぼ使わずに置いておくとなるとバッテリーって不安になるんですよね。
電気自動車もそうですが、バッテリーの経年劣化は未だ未解決の問題の様ですし。
太陽光で充電できるポータブル電源なんてのもありますし、悪くないようにも思えますが・・・どうなんでしょうね。
ヤマハ EF2500i 選んだ理由
井戸水のポンプの都合上ポータブル電源より発電機という結論に至り、発動機選びで悩みぬいた結果EF2500iに決めた理由は・・・値段です!
発動機選びもなかなか悩むところなのですが、ここで細かい事を私が説明し始めてもキリが無いので選ぶ時の要点をビシっとアドバイス!
- 家庭用のポンプや家電を使うならインバータータイプを選ぶ
- 井戸水ポンプ+ちょっと家電なら1.6kVA以上のモデルがオススメ
- 小型、軽量、静音モデルほど高価になるので用途を考慮する
メーカーは細かい説明は面倒なのでしませんが、非常時に信頼できるエンジンで価格的な問題も考慮してホンダかヤマハに決めました。
で、軽量だが発電量少なめなこれか
重くて発電量の多いこれか
悩みぬいた末に後者に決めたという訳です。
細かい情報はこちら
ヤマハ EF2500i 開封&試運転
前置きが長くなりましたが開封していきましょう。
デカくて重いです。
バイクマンな私はヤマハのロゴに心が躍りますが発電機です。
ヤマハといえばもちろんブルーですね。バイクマンの私も満足です。
ドッシーンと出ました。
乾燥重量29㎏のタフな奴です。
普通にエンジンなのでエンジンオイルが必要です。
赤い丸印の所から600cc程入れます。
4ストロークエンジン用のオイルを入れましょう。
これが一番安いかな。
4サイクル用ならどれでも大丈夫だと思われます。
ガソリンももちろん必要なのです。
発電機のガソリンは発動機本体かガソリン携行缶を持ってガソリンスタンドで入れてもらいます。
自分で入れてはいけません。
セルフのスタンドでも店員さんにお願いして入れもらいましょう。
免許証番号等を記入して購入します。なかなか厳重です。
私は携行缶をもっていないので発動機を持っていきましたが何しろ乾燥重量29㎏ですから大変でした。
携行缶買います。
ガソリンを入れたら左側にある燃料コックを開けて
スターターロープを引っ張ってエンジンをかけます。
チェーンソーマンみたいな感じです。
かからなかったらチョークを引いてエンジンを始動してかかったらチョークは戻します。
キャブレターのエンジンって最近無いのでチョークが解らない方もいらっしゃるかもしれませんが、特に寒い日にエンジンをかけるための物ですので深く考える必要はありません。
一般的なコンセントは左側15Aの方を使います。
2つあって3ピンの差込口になってます。
ちょっと我々素人からすると困惑しますが、普通のプラグが普通に差し込めるのでご安心ください。
3つ目の穴はアースらしいのですが、アースといえばプラグからチョロリンとアース線が出ているのをコンセントのネジで止まっているアースの部分にくっ付けて・・・というイメージだったのですが、今どきのアースはプラグに3つ目の突起としてついているみたいです。
なのでチョロリンと出たアース線タイプをこの3ピンコンセントにつなぐ時はコネクターが必要になります。
ちょっと色々書くと解り難い上に私も詳しいわけではないので簡単に言うと、2口3ピンコンセントがあり、普通のコネクターが普通に差し込めます。
25Aの方は200vの工具等で使うみたいです。
私は使う予定が無いのであまり調べていませんが、仕事で使う場合は重宝したりするのかもしれません。
それでは試しに延長コードのプラグを差し込んで・・・
なぜかバリカンを充電。
ちゃんと使えました。
まとめ
災害時の備えとして頼もしい発電機ですが、物が物だけに適当な説明は良くないのでまずはヤマハ発動機EF2500iのページへのリンクを。説明書もPDFで見ることが出来ます。
で、私なりにまとめると
- 災害時の備えとしての発電機はインバータータイプを選ぶべし
- ヤマハ発動機EF2500iは重くて発電量が多くて1番安い安いタイプ
- 軽量タイプを選ぶならばEF1600isやEF1800isがオススメ
- ガソリンを入れたままの長期保管の仕方等は説明書を読むべし
- ポータブル電源もアリだとは思うがバッテリーの長期保管って個人的に不安
という感じでしょうか。
やはり発電機は購入すると心強いですね。
災害が無いのが1番ですが、発電機があればとりあえず一通りの事が出来ますから。
過去に数日に渡る停電を体験した時に1番辛かったのはシャワーが浴びれない事でしたが、発電機が有れば解決ですからね。
ヤマハやホンダやマキタ、ヤンマー辺りの発電機なら私が災害に遭わずに使わなくても子供や孫が使えたりして。笑
もしかしたら私の死後に子供が私に感謝するかもしれませんね・・・って考える事が爺さんになってきててビビります。笑
こういう物の購入時はケチらずに良い物を買っておけば孫子の代まで使えるかもって考え方も有りかもしれませんね。
最後に商品リンクもまとめて。
私が購入したのがこちら
軽量タイプがこちら
安心を購入という感じですね。
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