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SK11 デジタルトルクレンチ

大人のアイテム

バイク通勤を約10年続け、メンテナンスもほぼセルフでやって来た私サバ彦ですが、何を隠そう今までトルクレンチを持っていませんでした

理由は「まあイケるだろ」程度の話です。

そして私のセローのチェーンがそろそろ限界を超えようとしており、チェーン交換はショップにお願いするつもりだったのですが、調べているうちに自分でやってみたくなってしまいました。

ただ一緒に交換するスプロケを野生の勘で締めるのはちょっと抵抗を感じてしまうのです。

ドライブスプロケット(フロントスプロケット)の締め付けトルクは110nm。

乗用車のホイールナットの締め付けトルクに毛が生えた程度とはいえ、勘で締めて緩んでしまっては危ないし、締めすぎて外せなくなっても困りますし、他のボルト類も経年劣化もあってなめやすくなっている様に見えるし。

そろそろ潮時か・・・

なんて意地になっていた訳でもないのですが、チェーンとスプロケットの交換を機に買いました。

プレセット型トルクレンチでも全然良かったのですが、どうせならとデジタルにしてみました。

そんな訳で藤原産業SK11 デジタルトルクレンチ 差込角 9.5mm 6.8~135N・m SDT3-135のレビューをお送りしたいと思います。

SK11ってどんなブランド?

SK11(エスケーイチイチと読むそうです)とは藤原産業さんという会社が作っている工具のスタンダードブランドという位置づけらしいです。

ちなみにベーシックブランドはE-Valueというブランド名で販売している様です。

ホームページはこちら

大工道具・電動工具などのDIYツール専門商社 藤原産業株式会社
大工道具・電動工具など快適生活を提案するDIYツールの専門 商社:藤原産業株式会社

信頼できそうな日本企業で色々な工具等を製造販売しているみたいですね。

SK11 デジタルトルクレンチ 開封

こんな感じの箱に入っております。

開けてみると

丈夫そうなプラスチック製ハードケースに入った状態です。

なかなかカッコ良いのではないでしょうか。

中身は

トルクレンチ本体、電池、電池を入れる用ドライバー、説明書という内容です。

ほうほう、1.1倍以上のトルクをかけると有償修理になっちまうわけですね。

大切な事を別紙で目立つように入れてあって好印象です。

「脆いな」なんて思った貴方、プレセットも頑丈ではないですよ。

早速電池を入れていきます。

付属の電池はあくまでもテスト用で長持ちしないらしいので他のを入れます。

付属品のドライバーで裏側の4本のネジを外します。

面倒な感じもしますが、押して開けるタイプだとそんなつもりじゃないタイミングで開いてしまったりするのでこの方が良いのかもしれません。

単四電池2本を入れて蓋を閉めてネジを止めたら

準備完了です。

説明書を読む

私サバ彦はB型なのであまり読まないのですが、ブログの為にもきちんと読んでおきます。

ま、1.1倍以上トルクかけるな、落とすな、衝撃与えるな、ハンマー代わりに使うな等1.1倍トルクルール以外はよくある注意事項ですね。

ただ「ラチェットレンチとして使うな」が無いんですね。

プレセット型トルクレンチは締め付ける時以外使わないのが常識なのですが、デジタルトルクレンチは大丈夫なのかもしれません。

1.1倍トルクルールに触れそうで怖いのでやりませんが。

SK11 デジタルトルクレンチ 使ってみる

早速試してみましょう。

ソケットの装着方法はよくある背面のボタンを押しながら押し込むタイプです。

私は差込角 9.5mmの物を選びましたが12.7mmの物も有ります。

ソケット等揃えてある方は手持ちのソケットに合わせて購入するのが賢いかと思われます。

Cボタンを押すと電源が入り、上下ボタンでトルクを設定していきます。

セローのアスクルシャフトを締め直そうとトルク85nmで締め直したのですが、片手に一眼レフを持って撮影しながら締め付けるには85nmはキツイので20nmに設定して説明していきます。

設定値の90%に達すると黄色いライトが点灯し、「ピピピピ」と音が鳴り始めます。

20nmに設定してあるので18nmを超えると鳴り始めます。

、設定値を超えると赤いライトが点灯し「ピー!」と鳴ります。

「設定値ジャストで締め付けられないじゃん」とお思いの貴方、プレセット型トルクレンチもカチッというだけで似たようなものでしょう。

どうしてもジャストミートしたい方は設定値を0.3程度低くすればいけるかもしれません。

ちなみにかかった最大トルクが後で見れるのでとても便利です。

デジタルトルクレンチの良い所、悪い所

最後に長所と短所をまとめて終わりたいと思います。

長所

  • 対応締め付けトルクの設定範囲がプレセット型に比べて圧倒的に広い
  • 素人的に音と光のお知らせが解り易い

短所

  • 値段が割高

とにかく設定できる締め付けトルクの範囲が凄いのです。

セローのメンテや乗用車のタイヤ交換程度でしたらこれ一本でほぼ出来てしまうのではないでしょうか。

6.8~135nmなんてプレセット型ではありえない設定範囲です。

まとめると、これ1本でプレセット型トルクレンチ2本分の広い締め付けトルクをカバーできるが安価なプレセット型トルクレンチ2本より価格が高い

こんな感じだと思います。

ただ「安価なプレセット型トルクレンチ2本」であって、TONEさんやKTCさんなんかだとプレセット型トルクレンチ1本でSK11デジタルトルクレンチよりも高価なんですけどね。

工具選びは難しい!そして楽しい!

皆様も楽しく悩んでくださいね

私が購入したのはこちら

差込角12.7mm

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