すっかり日本にも定着した感のあるマンゴーの品種解説です。
近年食品は国産がもてはやされる風潮がありますね。
実際日本の果物はとても美味しいと私も思います。
海外旅行に行った時に、特にリンゴやイチゴや桃等は日本産の美味しさを再認識させられるものです。
しかしこのマンゴーは南国のフルーツという事もあり、日本産は生産量が少なく、高価すぎて手が出ないのが現状です。
宮崎産のマンゴーを1玉買う値段と輸入マンゴー1ケースの値段が同じだったりするくらいですから。
我々庶民としては気軽に楽しめる輸入マンゴーに手が伸びるのは当然ですね。
どうせ食べるのであればお気に入りの品種を見つけたい。
そんな感じで様々なマンゴーの品種を解説しているのですが、今回は輸入マンゴーの定番、タイ産マンゴーのナムドクマイ種について解説していきます。
タイマンゴー ナムドクマイ種 基本情報
タイから輸入する事が可能なマンゴーの品種は調べたところ全部で7種類あります。
1.ナムドクマイ種
2.マハチャノ種
3.ナンカンワン種
4.ラッド種
5.ピムセンダン種
6.チョークアナン種(2016年2月輸入解禁)
7.キオサワイ種(2016年2月輸入解禁)
この7品種が法律上輸入可能な品種の様ですね。
実は私サバ彦は輸入生鮮食品の業界人なのでズバリ言いますと、実際にそれなりの量が輸入されているのはナムドクマイ種とマハチャノ種とチョークアナン種の3種類です。
チョークアナン種は近年解禁になった影響もあるのか少なめで、ナムドクマイ種とマハチャノ種がメインですね
味の特徴としては、とてもバランスの良い味の品種だと私はおもいます。
マンゴーが苦手という方は、おそらく独特のトロピカル臭が苦手なのかと思われますが、メキシコ等の中南米産のマンゴーに比べるとトロピカル臭は弱めで少しさっぱりとした風味です。
かと言ってサッパリしすぎという訳でもなくしっかりとマンゴーの美味しさを味わえる。そんなマンゴーだと私は思います。
ここでズバリ、マンゴー濃厚さランキング。
1位 インド、パキスタン、バングラデシュ産!(主にアルフォンソ種)
2位 中南米産! (KENT種 HADEN種等)
3位 タイ産! (ナムドクマイ種 マハチャノ種等)
4位 フィリピン産! (カラバオ種)
5位 台湾産! (アーウィン種等)
完全に個人の感覚なので同意して頂けるか自信はありませんが、全て自分の舌で味わった結果ですので嘘偽りは御座いません。
マンゴー好きな方は濃厚な上位の品種を選んで頂き、ちょっとサッパリ目が好きな方は下位を狙って選んで頂けるとお口に合うのではないでしょうか。
タイ産マンゴー 食す
それでは切って食べていきましょう。
画像の美しい手は我が家のボス(妻)の手です。
マンゴーの切り方はもうすっかり定着しましたね。
種に沿って3枚に捌いていきます。
美しい黄色ですね。
繊維質が見えてるところは種に当たった部分です。
タイマンゴーはとても滑らかな食感で、あまり繊維質は気になりません。
基本は碁盤の目の様に切れ込みを入れてペロンと反り返らせるのですが、過熟気味だったり純粋にメンドクサイと感じる方はスプーンですくうのも有りだと思います。
画像のマンゴーは過熟気味なのでこんな感じですね。
男らしい方はお皿に盛り付けずにそのまま食べて頂いても結構だと思います。(私もよくやります)
洗い物が嫌なので。笑
お味の方はどうでしょう・・・。
とても美味しいですね。
これぞマンゴー!と言った感じです。
タイ産のマンゴーはとてもバランスがとれている上、お値段も手頃なので是非お勧めです。
お勧め度★★★★★
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