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にしん

お魚レポート

ちょっと珍しいお魚を、普通に食べて味をレポートする、お魚レポートのコーナーです。

今回はニシンです。

ついにここまで来たかという位珍しくないお魚ですね。

本当に誰でも知っていると言っても過言ではないくらいの有名なお魚です。

魔女の宅急便にもちらっと出てきましたしね。

だがしかし、名前は有名でも生ニシンって食べたことあります?

お魚大好きな私もあまり記憶に無い・・・。

なぜだろうと結構真面目に考えました。

スーパーではよく見かけるんです。

値段も安いんです。

なぜ買わなかったのか・・・。

敢えて言葉を選ばずに率直に言いますと、ちょっとみすぼらしい・・・。

なんでしょうね。ウロコも取れやすすぎるのか中途半端に剥がれてますし、シャキッとしない魚体ですし。

今回はそんな今までの自分を後悔させてくれるのか、実際に食べてみます。

お魚豆知識

  • 名前の由来は、身欠きにしんを作る時に身を2つに割るので「二身」(ニシン)
  • 冷たい海に住む回遊魚で、太平洋にも大西洋にもいるという生息域の大変広いお魚
  • ニシンの卵はカズノコ
  • 産卵後のニシンの卵は子持ち昆布
  • 旬は卵のある3~5月と脂ののった冬
  • 沢山獲れるので、世界各地で保存食等にされる。

下処理

今回は焼き魚でいきます。

ウロコを剥いで内臓を取り出していきましょう。

ウロコは簡単に剥がせます。

包丁の背でなんて事もなく、水洗いしながら指で簡単に剥がせるくらいの弱さです。

洗いながら綺麗に剥がしましょう。

ぬめりも少ないので扱いやすいです。

ウロコを剥いだらお腹を包丁で割いて・・・来ましたね。

卵たっぷりです。

アニサキスは多めみたいですね。

2匹入りを購入したのですが、2匹ともに発見。

生食しないので関係ありませんが。

内臓だけを取り出して、卵は残しておきます。

この方が食べる時に楽しいですからね。

卵がとてもしっかりしているので、内臓を取り出す時に袋が破けてグチャグチャ等という事も無いと思います。

素人の私でも、内臓を取り出して、そのあとお腹の中を水洗いをしても卵は無傷でした。

強いから色々加工されるのかもしれませんね。

卵も扱いやすいです。

こんな感じで下処理完了です。


貝印(Kai Corporation) 関孫六 本鋼 出刃包丁 150mm 銀寿 AK5202

焼く

下処理が終わったら塩を振りましょう。

お腹の中の卵にも振っておくと良いと思います。

この時に焦げやすい尾びれにたっぷりと塩を付けて塩まみれにしておくと焦げずに美しく焼けます。

後は優秀な魚焼きグリルにおまかせで姿焼きオートでポチポチ。

美味しそうに焼けました。

完成です。

食す

みすぼらしい(大変失礼)という理由で買った事が無かった生ニシンですが、焼きあがるととっても美味しそうですね。

お腹からチラチラと見えている卵が私を誘惑してきます。

まずは卵のお味の方は・・・

美味しいですね~。

塩を振っておいて正解です。

割としっかりした歯ごたえで、食感も良いですし、味もなかなかです。

卵たっぷりだとお得感がありますね。

そして身の方は・・・

これはこれで大変美味しいですね。

脂感はかなり少なめではありますがとても柔らくて美味しいです。

骨の形状が変わっていて、骨離れが悪いですが、骨が極端に細いので気にせずに食べられます。

超絶美味しいお魚とは言えませんが、とっても美味しいオカズになる優秀なお魚ですね。

値段も安い事が多いのでコストパフォーマンスも抜群。

焼き魚だけでなく、色々な料理法で試してみたいと思いました。

お勧め度★★★★☆


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