ちょっと珍しいお魚を、普通に食べて味をレポートする、お魚レポートのコーナーです。
今回はイサキです。
全然珍しくないと言われてしまいそうですが、アジとサバとイワシ以外はちょっと珍しいという位のスタンスでやっておりますので、何卒ご容赦を。
イサキをご紹介するのは実は2回目なのですが、前回はかなり小型な個体でした。
お魚基本情報等は↓を見て頂くとして、今回は省きます。
今回は立派な個体が手に入りましたので、あらためてレポートしていきたいと思います。
今回のイサキさん
今回のイサキさんはこちらです。
体長40㎝、重量920ｇのナイスサイズです。
スーパーで購入したのですが、お値段なんと680円。
もっと小さい個体でももっと高価なイメージなのですが・・・
噂ですと、新型コロナウイルスの自粛の影響で高級な魚を仕入れていた様なお店が営業できず、高級魚がスーパーで格安で売られている事が多い様なのです。
安く手に入って嬉しいのですが、営業できないお店の方や苦しんでおられる方々を思うと素直に喜べない事態です・・・。
私も仕事にかなりの悪影響を受けているのですが、比べ物にならない位大変な方々もいるこの現状。
一日も早く平和と幸せを取り戻したいですね。
頑張っていきましょう！
とりあえず今日はこのイサキを楽しむ事にします。
イサキの下処理
今回は塩焼きで頂くので、三枚おろし等はしません。
まずはウロコを剥いでいきます。
小さ目でしっかりとしたウロコです。
苦戦するほどの物ではないのですが・・・
油断できないのはこの鋭いヒレです。
過去にウロコを剥ぎながらよそ見をしていたら、この鋭い棘が指を貫通した事があります。
凄まじい殺傷能力を持っているので気を付けてくださいね。
この大きさのウロコですと、確実に排水口が詰まります。
夫婦仲を考えるのであれば迅速に自分で処理した方が賢明かと思われます。
次にお腹を割いていきます。
かなり膨らんでいるので丁寧に割いていくと・・・
卵が入っていました。
綺麗に取りだす事に成功。
この卵も食べてみようと思います。
内臓を取り出したら、血合いに包丁を入れ、流水で綺麗に洗います。
エラを外すと、首あたりの取り出し難い内臓の残りも綺麗に取れるのでお勧めです。
飾り包丁を入れたら下処理完了です。
調理
調理という程のものでもないのですが、まずは卵から。
そこそこ大きいですし、私は煮付けたかったのですが、ボス（妻）がアルミホイルに包んで
オーブントースターの中へ。
ただただ「火を通す」だけですな。
下味も付けていませんでした。
8分程過熱したら完成です。
そしてイサキ本体は
魚焼きグリルに入らない事が判明したので、尾ひれをキッチンばさみで切り落とします。
両面に塩を振ったら魚焼きグリルに投入です。
ギリギリの大きさです。
12分程焼いて完成です。
見た目が悪くなってしまいました。
食す
まずは卵から頂きます。
味付けしていなかったので、醤油を垂らして頂きます。
お味の方は・・・
正直言って普通です。普通の魚卵ですね。
タイプ的にはサラサラとした触感ですね。
普通に美味しく頂きました。
イサキ本体の方のお味は・・・
やはり美味しい！
やっぱりイサキの塩焼きはとても美味しいです。
ただ思った程脂はのってなかったです。
それでもとても美味しいですし、何しろ大きいので食べ応えが有ります。
今回のイサキ（大）は大満足でした。
そして最後に、早く新型コロナウイルスが終息し、全ての人たちが、落ち着いた気持ちで幸せに夕ご飯を食べられる日が早く来る事を心から祈っております。
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