イサキという魚を、下処理し、塩焼きにして頂きます。

ちょっと変わったお魚を、普通に食べて味をレポートする、お魚レポートのコーナーです。

今回は、イサキです。

イサキと言えばかなりの高級魚です。

しかし今回は・・・・

めちゃくちゃ小物・・・

釣れたらリリース間違いなしの大きさです。

スーパーで安く売っていたので、お試しで買ってみました。

３匹で190円というところ。

大きさは１５㎝以上20センチ未満といったところでしょうか。

大人になったキミに会いたかったよ・・・。

お魚豆知識

これだけ小さいと、私の様な素人が捌いたら食べる所が無くなるのは間違いないので、尾頭付き一択です。

ウロコを剥いで内臓を取り出していきます。

イサキのウロコはしっかり硬いです。

小さいくせにパリパリ！パリパリ！と手ごたえがあります。

気を付けたいのが背ビレです。

鋭い棘があり、過去に普通の大きさの物のウロコを剥いでいた時、トゲが刺さって指を貫通した事があります。

無害そうな見た目ですが、なかなか殺傷力の高いヒレを持っているので注意して作業をしてくださいね。

内臓と血合いは特筆すべき事の無い、普通な感じです。

アニサキスは見当たらなかったですが、生食する方は自己責任でよく見ましょう。

塩を降ったら魚焼きグリルへGO。

姿焼きオートで楽々調理です。

焼き上がりです。

写真で見ると、大きさが伝わりにくいからか、とても美味しそうですね。

温かいうちに食べちゃいましょう。

焼き魚界の王子様、イサキですが、小さい個体の味はどうでしょう。

・・・・。

私は嘘はつかないタイプの人間なので、正直に言います。

極端に小さいのはダメですね。

脂感が無さすぎる・・・。

さっぱりしすぎです。

ただオカズとしてはアリだと思うのですが、何しろイサキなので期待値が高すぎたのかもしれません。

定置網にかかっちゃったとかそんな理由で獲られたのでしょう。

やっぱり大きくなってから食べるべきですね。

誤解の無いように書いておきますと、ちょっと小さめでもイサキは大変美味しいお魚です。

極端に小さい個体は、ある程度覚悟して買うべきかもしれませんね。

お勧め度★★☆☆☆