Nikon D850を購入し、今更ながら色々と解説しております。
発売から3年位経っているのですが、まだまだ購入を考えていらっしゃる方もいるでしょうし、素人目線のレビューもちょっとは参考になるかもしれません。
素人ならではの解説が出来たら良いなと思っております。
今回はトリミング耐性についての解説です。
D850の画像サイズ
↑の画像は使っておられる方にはお馴染みかと思われますが、Adobe lightroomの画面の切り抜きです。
画像サイズは8256*5504ピクセルとなります。
とんでもないデカさですね。
RAWデータのサイズとしては、非圧縮の14bitですと写真1枚で90Mを上回ります。
ロスレス圧縮というのを使うと55M位です。
レタッチ等、パソコンの作業環境が整っていないと厳しいかもしれません。
トリミング耐性 画像例
ハワイアンキルトのデカいタペストリーの画像です。
スピードライトを使って手持ちで絞りf9で撮影しました。
リサイズのみで何もいじってない画像です。
左上の糸くずの部分をトリミングしてみると
隅っこを拡大してこの画質です。
こちらレースです。
これもリサイズのみです。
拡大するとこんな感じです。
こちら子供のクレヨンです。
ピンクの部分をトリミングしてみました。
ちなみにクレヨンは元のデータがロスレス圧縮RAW。
それ以外は非圧縮RAWデータが元になってます。
あまり変わらないような気がしますが、もしかしたらそういう問題ではないのかもしれません。私素人なので。
とにかくトリミングに強いという事はお分かり頂けたのではないでしょうか。
トリミング耐性は必要か?
もうこの回答は「必要な人には必要で必要無い人には必要無い」としか言いようがないと思います。
私の場合は写真は趣味で、ストックフォトもやっております。
各社で最大サイズの画像で販売する場合、かなり大きい画像が必要になります。
ピクスタの場合は8001px以上という決まりになってます。
D850の場合、元画像を半分にトリミングしてもXLサイズで販売できる画像のサイズになります。
玄人及びプロカメラマンの場合は、撮影時に構図もきっちり決めて撮影できるのかもしれませんが、私の様な素人の場合はそうはいきません。
後からlightroomやPhotoshopでレタッチするのも好きなので、元の画像が大きいとトリミングやレタッチの幅が広がるのでとても楽しいです。
ストックフォトで使わない、自分の思い出フォト等を撮る場合は、RAWデータのサイズが3つ選択できるので、小さめのRAWで撮影しています。
全ての画像が元データ90Mでは厳しいですからね。
「カメラが趣味」と一言で言ってもスタイルはそれぞれですから、自分に合った機材で楽しむのが良いと思います。
D850もその選択肢の中の1つとしてとても良いカメラです。
まとめ
Nikon D850のトリミング耐性について、伝わりましたでしょうか。
画質という点も素晴らしいのですが、最大の特徴である高画素はトリミング時にとても活きてきます。
特にお勧めしたいのは私の様にレタッチ大好きカメラマンではないでしょうか。
どんな方が使っても、今現在隙が無い最強のカメラなのは間違い無いのですが、価格がキツイ。
すでに後継機の噂が出ており、今かこれからが値下げの限界と思われますし、気になる方は思い切って購入を考えても良いと思います。
後悔する事は無いと思いますよ。
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