実用性とカッコ良さ、その両方を兼ね備えたナイフ。
もし街にゾンビが現れても戦えそうな気分にさせてくれる風貌と、大きさの割にとても扱いやすく感じるグリップ。
実用性のエンデューラでは見た目が納得できない方向けでしょうか。
今回はスパイダルコ社製、マニックス2XLをご紹介します。
基本情報
Manix2 XL マニックス2XL、大型マニックス等の表記を見かけます。
正式名称は Manix2 XL だと思われます。
■ブレード 約9.9cm(厚さ3.2mm)
■オープン 約22.9cm
■クローズ 約13cm
■ブレード鋼材 CPM S30V
■ハンドル素材 black G-10
made in USAです。
スパイダルコ社製ナイフは日本製も多いのですが、こちらはアメリカ製ですね。
鋼材で分かれるのでしょうか。
VG-10やH-1鋼は日本製で、 CPM S30V はアメリカ製なのかな。
例外もあるかもしれませんが。
CPM S30V という鋼材は、なかなかの高級鋼材で、刃持ちの良さと錆びにくさを兼ね備えた良い鋼材です。
鋼材によって見た目も変わるのですが、 CPM S30V は見た目もとても良いと思います。
見た目や扱いやすさ等
折りたたんだ状態がこちらです。
使っているのでグリップに傷の様な物が目立ちますが気にしません。
道具ですからね。使うのが当たり前ですね。
裏側がこちら。
クリップは塗装無しのタイプですね。
刃をオープンしたのがこちら。
シビレますね・・・。
ほのかに香る凶器臭と武骨さがたまりません。
中二心を忘れない大人男子なら、誰もが見とれてしまうルックスなのではないでしょうか。
裏返すとこんな感じです。
G-10というハンドル素材は、ピストル等に使われている物らしいです。
軽くて丈夫で滑らない上にカッコいいという文句の付けようのない素材です。
手に持つとこんな雰囲気。
グリップが妙にしっくりと感じられます。
ただ普段使いのポケットナイフとしては明らかに大きいですね。
もちろん日本では持ち歩くのは違法です。
自宅で使いましょう。
刃をオープンする時は、スパイダルコ社の特許であるサムホールに親指をかけてオープンします。
大きいナイフですが、片手で楽々です。
刃をクローズする時は、ここのロックボタンを引っ張ると、ロックが外れる仕組みです。
ボールベアリングを使ったロックシステムらしいです。
最初はビックリしたのですが、慣れると使い易いです。
ただ気を付けないと、スパイダルコのナイフは最初から恐ろしい切れ味ですから、「このボタンは何だろう?」なんて触っているうちにロックが解除された刃が「トン」と指に落ちただけでもサックリ切れてしまいます。
扱いには十分注意しましょう。
まとめ
見た目の好みというのは人それぞれですから一概には言えませんが、とてもカッコいいナイフだと私は思います。
ブレードやハンドルの素材もデザインも、カッコ良さだけではなく、実用性も考え抜かれた素晴らしさを感じます。
大きさに関しては用途によって、一回り小さなモデル(マニックス2)も有ります。
XL表記の付かないマニックス2も大変評判が良いようなので、大きさが気になる方はこちらを選択するのも良いかもしれません。
銃刀法がある限り、正当な理由なく持ち歩く事はできませんが、自宅やキャンプ等、使い易くて使って良い気分になる、とても良いナイフだと思います。
SPYDERCO 折りたたみナイフ C101BL2 マニックス2 MANIX|Spyderco 折り畳みナイフ フォルダー フォールディングナイフ ホールディングナイフ
残念ながらXLのリンクは見つからず。
普通のサイズの商品リンクのみです。
お勧めですよ。
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