OUTEX社製の防水ハウジングを購入した記事は以前に書きましたが、
今回はちょっとなのですが使ってみましたのでレポートしたいと思います。
装着方法等は前回の記事を見ていただくとして( https://sabahiko.com/uotex )外観は上の画像の様になります。
密閉して、シャッターボタン等各種操作はシリコンカバーの上から強引に行う感じですね。
今回はニコンD810にシグマ35mmf1.4を付けて使用してみました。
ちょっと話がそれますが、レンズの前の防水ガラスカバーは1枚100ドル程します。
私は手持ちのレンズで一番多い77mm径の物を購入したのですが、使い慣れたシグマ35mmf1.4(67mm径)がどうしても使いたくて、変換アダプターなるものを購入しました。
67mm径のレンズに保護フィルターの様にねじ込むと、77mm径のフィルターが付けられるという物です。
ケンコー・トキナー ステップアップリング「67→77mm」 ステツプアツプN 67‐77
有ったら良いなと検索したところ有りました。即購入。
100ドルの防水ガラスを何枚も買わなくてもコイツで解決という訳です。
それでは使ってみた感想を書きたいと思います。
カメラが浮く
これは素晴らしいと思いました。
何と防水ハウジングを装着した状態だと、完全に水に浮きます。
今回は川遊びの時に使ってみたのですが、川に入った状態で足を滑らせてもカメラはプカプカ浮いているので安心です。
ネックストラップとリストストラップが付属しているのでもちろんカメラをロストという事はなさそうですが、浮いてくれるというのはとても心強いなと思いました。
ボタン操作はまあまあ
この後ろのガラスの位置のせいで操作しずらいボタンも結構あります。
このガラスの位置は10㎝くらい左右にずらすことが出来るので、使っている機種によって使いやすいポジションを探した方がよさそうです。
この後ろのガラスが無いセットも売っているのですが、背面の液晶画面が見れないというのはどうなんでしょうね・・・。
カメラが水に濡れない
当たり前ですね。大丈夫でした。
実際に使った画像
家族と遊びながら撮っているので、人物が入っていない画像が少なくて例があまり出せないのが申し訳ないところなのですが、ちょいちょい撮ってみました。
iso200 f2.0 ss1/60
川の浅い所なので、カメラを少し水に浸した状態で、ファインダーを覗かずに適当オートフォーカスで撮った物です。
ピント云々よりブレてます。
ちゃんとファインダーを覗いて狙うと水上の物にピントを合わせる分には面白い写真が撮れます。
カンカン照りの海ならまたちょっと違う事が出来そうで楽しみです。
iso200 f2.0 ss1/50
これは水中にカメラを入れて適当オートフォーカスで。
日陰なのもあるのですが、これもブレてますね。
でも水中でも綺麗に撮れるんだなのと感心。
iso200 f2.0 ss1/30
岩の影に魚でもいないかなとカメラを突っ込んで適当オートフォーカスで。
偶然ピントが合った葉っぱを拡大するとこんな感じです。
ブレかな~。
やはり水中だと光が弱まるのでシャッタースピードが落ちますね。
isoオートで撮っておけばよかったかなとか色々反省。
水面に浮いている落ち葉を水中から。
ブレブレです。
今回のまとめと反省
ここに張ったものは作例に使えるかなと撮った物で、思い出フォト的なファミリースナップは水面超ローアングル等面白い写真が沢山撮れて楽しかったです。
アイディアで今まで撮影出来なかった写真が撮れて楽しいですね。
気づいた事と反省点としては
- 水に浸かったカメラを水面に出した時のガラス面についた水滴が手強い
- 水中は思った以上に光量が落ちる
- 人間もゴーグルをしないとファインダーが覗けない
といったところでしょうか。
前玉の水滴はブロワーを使ったりしてみたのですが、撮影者本人が水に入った状態なので、ブロワーにも水が入り霧吹きの様な状態になり諦めました。
ガラス面に撥水剤の様な物を使ったらどうなるのでしょう・・・
油膜だろうから画質に影響有るのでしょうか。
検証が必要ですね。
水中の光量に関しては、浅い場所でもかなり影響があると感じました。
次回は工夫してみます。
ゴーグルは今回は持参していなかったので、次回はゴーグルと気合で色々試してみたいと思います。
↑がOUTEX社のホームページです。
近々もう一度水遊びに行く予定なので、今回の反省を活かしてリベンジしてきます。
楽しみだな~
コメント