↑ここまでのあらすじです。
OUTEX社製、水中撮影ハウジングで楽しんでいる私ですが、前回使用した際に感じた問題点。
カメラを水中から出した時にレンズ保護ガラスに付く水滴がキツイ
という問題点を解決すべく、色々調べていました。
解決できそうな物を発見したので、今回は実験してみました。
水滴が付いているとどうなるのか
まずは水滴が付いていると写真にどう影響するのかを見てみましょう。
せっかくなんで水中撮影ハウジングの前面ガラスを洗剤で洗ってみました。
見ての通り水滴が付いていますね。
カメラを水中に入れたり、カメラに水がかかった時もこの状態になります。
この水滴が写真にどう影響するのかを見てみましょう。
またしてもモデルは子供の動物玩具です。
これを見てお解りいただけますでしょうか。
メインの被写体に被ってくれるともっと解りやすかったのですが。
丸で印をつけた所が水滴でボヤボヤになっているのがお解りいただけると思います。
この様にメインの被写体が無事だとまだ良いのですが、被写体に被ってしまうとせっかくの写真が台無しです。
先日川遊びに行った時も、この水滴に大分やられてしまいました。
水中だけを撮るのであれば関係ないのかもしれませんが、水面上も撮るのであればこれは大問題な訳です。
そこで水滴対策を考えてみました。
SOFT99 ( ソフト99 ) ウィンドウケア ガラコ ミラーコートZERO
ガラコです。
車をお持ちの方は使った事がある方も多い事でしょう。
雨の日に水滴をガンガン撥水してくれる優れものですね。
しかし普通のフロントガラスだと、どうやら撥水が甘いらしいのです。
フロントガラス用の撥水剤ですと、ワイパーでガシガシと擦られてもコーティングが落ちない代わりに、ある程度スピードを出して風を当ててやらないと水滴が飛んでいかないのです。
それでは水中撮影ハウジングの前面ガラスに使用するにはイマイチです。
なにしろ風など当たりませんからね。
そこで選んだのがこのミラー用の撥水コートスプレーです。
ミラー用の撥水剤はタオルで軽く擦っただけで落ちてしまう代わりに、風などが当たらなくても水を弾くのが特徴です。
つまり前面ガラスを触らないように気を付けていれば、風で吹き飛ばさなくても水滴は付かないという素晴らしい撥水剤なのです。
実験
撥水コートの効果が解りやすいように半分だけスプレーしてみたいと思います。
この撥水剤のもう一つの良い所は、塗ったり伸ばしたりせず、スプレーするだけでOKというところです。
なので半分を紙でガードした状態でシューっとスプレーしてみました。
流石に写真でお伝えはできませんが、サーっと乾いていくのが見ていて解ります。
1分くらいで乾いてしまう感じですね。
そして乾いたら水をかけてみましょう。
どうなるのでしょう・・・
素晴らしい!!
本当に水滴が残りません。
乾いていく過程でちょっと白く見えたりもしたのですが、乾いてしまえば透明ですし、撮影には大きな影響は無いでしょう。
これなら水がかかっても水滴なしで撮影が出来そうです。
また近々水中撮影ハウジングで遊ぶチャンスがありそうなので、その時にまたレポートしたいと思います。
これは期待できそうです。
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