完全に乗り遅れてしまった感がありますが、世間はバイク通勤ブームが到来しているらしいですね。
コロナウイルス感染防止の観点からも満員電車を避けたい、満員ではなくても出来るだけ沢山の人が居る空間は避けたいという方が多いのがきっかけらしいです。
そこでこのバイク通勤歴9年目の私サバ彦が、あなたのバイク通勤ライフをお手伝い。
まずはこれからバイク通勤を始めようと考えておられる方へ、バイクを選ぶ時に重視すべき点、バイク通勤の喜びと苦しみ等をお話しさせて頂きたいと思います。
駐車スペースを確保できるのか
まず確認が必要なのは、駐車スペースです。
職場か職場近くに駐車スペースが確保できるのかをまず確認しなければいけませんね。
「当たり前だろ」と思われてしまいそうですが、この駐車スペースというのは大きな問題でして、駐車スペースの場所や広さによって通勤用マシンを変えなくてはならない可能性があります。
狭い駐輪場のみ利用可能という条件では大きなバイクは停められません。
治安に問題が有りそうな駐車場ですと、レア度の高いバイクを停めておくのは危険です。
駐車スペースは車種選びに大きな影響を及ぼすのです。
自分の通勤路を冷静に考える
駐車スペースの次は通勤路です。
バイク通勤を始めてから気付く裏道や抜け道も有るかもしれませんし、普段電車で通勤していると、道路状況が良く解らないという事も勿論あるでしょう。
しかしある程度通勤路を考えておかないとバイク通勤用マシンの車種選びもスムーズにいきません。
渋滞だらけの道を走行するのか、それともハイペースな幹線道路を走行するのかでは適した車種は変わってきます。
バイク選びを始めてしまうと、大人男子はウキウキして現実を冷静に見られなくなる傾向があります。
ウキウキしてしまう前に冷静に通勤路を確認する事をお勧めします。
バイクの維持費を考える
駐車スペース、通勤路を考えれば、だんだんバイク通勤のイメージが湧いてきたのではないでしょうか。
ここらで維持費について考えてみましょう。
日本の法律の問題で、排気量250ccを境に維持費が大きく変わります。
そうです、車検です。
近年の日本で250ccがやたらと売れるのは車検の問題がやはり大きいです。
海外のバイクメーカーも日本で売るために250ccの車両をどんどん投入している位250ccの売上は圧倒的みたいですね。
コストを考えれば250cc以下に目が行きますが、バイク通勤の目的が節約ではない場合は排気量は気にしないという選択も大いに有りだと思います。
次に燃費です。
燃費に関して簡単に言うと、排気量が小さい程、気筒数が少ない程燃費が良くなります。
そしてスクーターよりマニュアル車の方が燃費は良いです。
その他メンテナンス等にかかる料金は外車や極端な車種でなければどの車種でも大差は生じないと思われます。
節約目的でなくても、維持費に関して一度考慮しておくと良いと思います。
バイク通勤に適した車種を考える
まず最初に言いたいのは、50ccはお勧めしません。
何しろ原動機付自転車であって自動二輪車ではないのでパワー不足、そして法定速度30㎞/hが致命傷だと私は思います。
職場がすぐ近所だったり、駅までの足としては良いと思いますが、車の流れに乗れないのは危険です。
道路の左端で延々と車に抜かれ続けるのは事故のリスクも高いですしね。
では結局通勤に適した車種は何なのか!?
ズバリ言いますと、賢者はスーパーカブです。
燃費等の維持費、取り回しの良さ、通勤用と考えれば隙がありません。
実は私もバイク通勤を始めた当初はスーパーカブ110に乗っていました。
どんなに雑に乗っても燃費は50㎞/ℓは行く感じです。
車の流れにも十分乗れますし、取り回しは究極の良さですし、正直完璧だと思いました。
ではなぜスーパーカブ110に乗るのをやめたのか・・・
実は私の購入したスーパーカブ110、俗に言う中華カブ(ja10)だったのです。
この中華カブはホンダの黒歴史で、私の買ったja10型のみが中国生産で、すぐにモデルチェンジをして日本で組み立てるように戻りました。
あまり悪口を言って良いのか、訴えられたりしたら怖いのであまり言いませんが、乗っていた私がハッキリと断言します。
通勤にカブは最適だがja10型はお勧めしません。
詳しくはバイク屋さんに聞いてください。
良いバイク屋さんなら貴方を守るために本当の話をしてくれると思います。
そして燃費に拘らなければピンクナンバーのスクーターならどれも賢いと思います。
ギアが無いというのはやはり楽ですからね。
しかし我々大人男子もやはり男ですから、走りが楽しみたい!カッコイイ愛せるバイクが良い!そんな男心を私は否定するつもりはありません。
コストを気にする方、嫁を説得するのが困難な方は250ccまでの好きなバイクを選びましょう。
コスト等関係ない!俺は俺らしく生きるんだぜ的な方はもう好きなの乗ってください。
1度きりの人生ですからね、バイク選びも楽しく、納得できる車種を選びましょう。
バイク通勤 まとめ
雨、雪、風、寒さ、暑さに弱いバイクですが、なぜ男心を掴んで離さないのか。
危ない、煩い、邪魔、悪口を言われがちなバイクですが、何故バイクに乗り続けるのか。
ちょっとポエム調にまとめ始めましたが、大人になってからバイクに乗ると、やっぱり楽しいです。
張り合ったりせず、見栄もはらず、楽しくバイクに乗れるのは大人になってからだなと私は思います。
通勤となると、寒さ対策や雨対策等も必要ですし(雨や寒い日は乗らないという手も有り)、面倒な事も多いですが、バイクが好きな貴方、1度検討してみても良いとおもいます。
バイクは大人の良き友であり、若き日の思い出にしておくのは惜しいですよ。
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