本編に入る前に、この度の台風や大雨で被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。
この秋は台風や大雨で、大変でしたね。
私は関東住みなのですが、やはり今回の台風や大雨で色々と考えさせられました。
通年バイク通勤をしている私も色々と体験したので、こういう情報は共有すべきだなと思い、この記事を書こうと思いました。
大雨の時にオフロードバイクはどうなのか?という疑問にある程度の答えが得られたような気がします。
どんな状況でも家族の元に帰る
私が通勤用のバイクにセローを選んだ理由の一つが、震災の時の道路状況でした。
当時はまだ車で通勤をしていたのですが、震災時はとにかく渋滞だらけで身動きが取れなくなりました。
高速道路が通行止めになっただけでも、主要な一般道は渋滞だらけになりますからね。
いくら地元で裏道に詳しいと言っても、国道等の大きな道路を全く使わずに長い距離を移動するのは不可能な場合もあります。
その時に思ったのが、何かが有った時こそ家族の元に帰りたいという事でした。(もちろん節約という目的も大きいですが)
そしてバイク通勤を開始して約7年。(初めのころはオフロードバイクではなかったのですが)
ついに試される時が来たという訳です。
暴風は・・・
しかし台風による暴風は、バイクマンにとっては致命傷。
台風直撃時にバイクで出勤するのは、一家を支える者としてあり得ませんね。
ここまでの文章で「台風直撃でバイクか?」と期待された方がいらっしゃったら、申し訳ありません。
流石に暴風時は車で通勤しました。
なので今回はその後の大雨の時の話になります。
大雨の時、セローはどうなのか?
出勤の寸前までは、雨が強すぎるので車で出勤しようかなと思っていたのですが、ツイッターで道路状況の酷さがツイートされていたので、これは車では会社までたどり着けないなと判断し、装備を固めて出発しました。
私は片道約23㎞の通勤なのですが、私の通勤路でも今回の大雨は沢山のトラブルを引き起こしました。
そんな時セローは役に立ったのか?
はっきり言って最強でした。
もちろんセローに限らずオフロードバイク全般に当てはまる話なんですけどね。
渋滞や通行止めを回避する事に限れば、バイクは得意ですからね。
オフロードバイクに限ったことではありません。
オフ車が有利と言えば渋滞を回避して迂回できる道が多いくらいでしょう。
あぜ道の様な所でもガンガン走れますからね。
車が通れる道幅が無ければオフ車専用道の様な抜け道になります。
オフロードバイクで一番凄いと思ったのが冠水した場所を通る時です。
車もバイクも、例外は有りますが、マフラーが水に浸かるとピンチになります。
なので冠水している場所を通る時、マフラーまで水位がある時はアクセルを開け続ける。
これが一般的に言う水没防止法なのですが、セローのマフラーはというと・・・
シートと同じ高さにマフラーが付いているのです。
これはオフロードバイクの特徴の一つですね。
これが冠水した道路を通る時にどれだけ心強いか。
実際に私も冠水して乗用車が水没している所を2か所通りました。
私も初体験なのでドキドキでしたが、しっかり通過する事が出来ました。
写真を撮りながら通れたらブログに貼れたのですが、流石に無理なので証拠写真等は有りませんが、かなりの深さの冠水でも大丈夫だという事が体験できました。
もちろんそういう仕様なのでしょうが、通勤オンリーの私は実際に乗用車がスタックするような深さの水の中を走った事が無かったので、正直感動してしまいました。
「ちょっと早めに家を出たし、この状況で遅刻しないで出社できちゃうんじゃないの?」なんて思ったのですが、その後に通行止めが多く、かなりの迂回を余儀なくされ、ちょっと道にも迷い大幅に遅刻してしまいました。
いくら冠水路が走れても、通行止めを突破する事はできませんからね。
まとめ
今回の台風や大雨は、7年ほどバイク通勤をしている私も記憶に無い程の威力でした。
そして学んだのは
- 暴風時はやはりバイクは不可能
- 渋滞や通行止めを回避するにはバイクは最適
- 冠水した道路もオフロードバイクは得意
- 舗装されていない道や自動車が通れない道もオフロードバイクは得意
- 通行止めにされたら結局通れない
という感じでしょうか。
どんな状況でも家に帰るという目的なら、オフロードバイクは最強だなと確認できました。
そしてこれからもバイク通勤を続けようと決意を固めたのでありました。
しかしこれを言ったら終わりなのですが・・・
本当に最強なのは、会社を休む勇気かもしれませんね・・・。
コメント