2020年6月から突然報酬制度が変わったシャッターストックですが、どう変わったのでしょうか。
丁度1ヵ月が経過しましたので、解る範囲でまとめてみたいと思います。
とりあえずここまでの流れの参考までに。
2020年6月以前の私のシャッターストックの解説
2020年6月の変更直後の解説
この辺を踏まえて1ヵ月経過した現状を解説したいと思います。
報酬制度変更後の私
前回書いた報酬制度変更直後のブログで、私もアカウントを停止する様な発言がありましたが、実はそのまま続けていました。
それは何故か。
1日あたりの報酬額があまり変わらなかったからです。
フォーラムを覗くと、最低金額の10セントへの怒りが先立っている様なのですが、オンデマンドダウンロードは金額が上がっていますし、普通のダウンロードでも買う側の料金体系によっては以前よりも多い場合も有るのです。
そんな訳でとりあえず様子を見てみようかなと1ヵ月続けてみましたので参考までに状況を報告しようと思います。
2020年6月はどうだったのか
まず初めに、具体的な金額は公表しません。ごめんなさい。
平均単価等はキッチリ計算して書きますので参考にしてくださいね。
ちなみに私のシャッターストックのレベルは5で、上から2番目のランクになります。
その辺から想像して頂ければなと思います。
で、2020年6月はどうだったのかと言いますと、ダウンロード数はいつも通り、金額はちょっと良い目でした。
つまり単価の悪いダウンロードと良いダウンロード、合計金額はいつも通りという感じでした。
平均単価は?
2020年6月の平均単価は$0.87でした。
ちなみに2020年5月は$0.64。
2019年6月は$0.65なので、数字的には上がってますね・・・。
しかし正直に言いますと、2020年6月は非常に単価の良い”1点単位など”と表記されているダウンロードが多かったので、奇跡的な数字なのかもしれません。
なのでちょっと細かく数字を出していきます。
定額プランの単価は?
平均単価を計算する為のダウンロード数が、定額プランやオンデマンド等それぞれ個別に表示されないのでイマイチ正確な数字では無い事を念頭に置いてみてくださいね。
ただ大した誤差にはなっていないと思います。
まずは先月2020年5月以前の定額プランの平均単価は・・・って計算するまでもなくランクに応じて決まっているので、私の場合は$0.38。
1番上のランクだったので(ちょっと自慢)。
では2020年6月の定額プランの平均単価は・・・約$0.22!
ちなみに報酬制度変更前の1番低いランクの定額プランの単価が$0.25でしたので、始めたばかりの頃よりも単価が低い事がわかります。
ただ思っていたよりも単価が低くないですね。もっと酷いと思っていました。
やはり$0.10が心にダメージを負わせているせいなのでしょうね。
圧倒的に多い定額プランのダウンロードの単価がこれだけ下がってしまうとやはり厳しいと感じます。
オンデマンドの平均単価は?
オンデマンドだけのダウンロード数の見方が解らないので、頑張って数えて計算してきました。
ちなみに報酬制度変更前のオンデマンドの単価は$2.85です。
1番上のランクでしたので(またちょっと自慢)。
で、2020年6月のオンデマンド平均単価は・・・$3.44でした。
結構上がってますね。
しかし定額プランの単価の下げ幅を補えるとは思えません。
ダウンロード数もオンデマンドは定額プランの10分の1以下なので焼け石に水といった感じではないでしょうか。
「特別」や「1点単位など」と表記されるダウンロードの平均単価は計算しません。
シャッターストックでコントリビューターをやっておられる方ならお解りかと思いますが、ダウンロードの回数はとても少なく、金額も高かったり安かったり幅が広いので、あまり意味が無いと考えます。
まとめ
報酬制度変更から1ヵ月が過ぎました。
フォーラムでは相変わらず多くのコントリビューターが販売のボイコットを呼びかけています。
そして非常に良くないなと思うのは、フォーラムには多くの疑問点や質問が書き込まれているのに、一切の返答が無い点です。
1ヵ月間完全に沈黙を貫いております。
ちょっと愚痴の様な書き込みも多いのですが、具体的な数字を出した質問、例えば「自分のレベルが〇、報酬のパーセンテージが○○%、オンデマンドで$〇〇〇という金額が有ったが、そんなプランは無いはず」ですとか、返答すべき質問に対しても一切返答していないのです。
多くのコントリビューターの報酬が減っている様です。
私も今月は「1点単位など」がやたらと多かったおかげて助かりましたが、いつも通りの「1点単位など」や「特別」のダウンロード数でしたら確実に減っていました。
せめて質問には真摯に対応してほしいものです。
今後のシャッターストックの報酬はどうなるか
「おいおいサバ彦さん、素人が今後について言及しちゃう気か?」なんて言われてしまいそうですが、ここは書かせて頂きましょう。
シャッターストックの特徴としては、「ダウンロード数が多く、単価が安くて不安定」という表現がピッタリだと思います。
他にもそんなストックフォトサイトがあったような・・・
そうです、iStockです。
私はiStockそっくりになるのではないかと思っています。
iStockも確か最低金額が$0.10だったと思います。
ただダウンロード数はとても多いのです。
なのでシャッターストックの「特別」や「1点単位など」の様に単価が極端に良いダウンロードが数回有れば報酬額は中々の額になるのですが、これが無いと悲惨な事になります。
これからのシャッターストックはiStockと同じように「ダウンロード数は多く安定、報酬総額は波が激しい」という様になるのではないでしょうか。
まぁ以前よりも良くなるという未来は想像できませんね・・・
コントリビューター達のボイコット運動は功を奏すのか。
私も参加すべきなのか。
迷うところです・・・。
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