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Shutterstockってどうなの?(2020年6月以降版)

ストックフォト

シャッターストックの報酬制度が大きく変更になりましたので、改めて売る側目線でシャッターストックを解説していきたいと思います。

売る側目線と言っても登録枚数100枚程度のコントリビューターも居れば、とんでもないプロフェッショナルなコントリビューターも居るので、まずは私のスペックを。

個人を特定できないであろう範囲内ですが。

  • シャッターストックのコントリビューターを始めてから5年以上10年未満
  • 登録枚数は5000枚以上1万枚以下
  • 旧報酬制度ではレベルは1番上
  • 新報酬制度ではレベル5
  • 写真のレベルは所詮素人という程度です

平たく言うとレベル的には初心者以上上級者未満といったところではないでしょうか。

そんな私が新報酬制度に変更になってシャッターストックを売る側目線で解説していきます。

シャッターストック ここまでのあらすじ

以前に書いた記事もあえて残してありますので、参考にして頂けると嬉しいです。

まずは報酬制度変更前、2020年5月以前にシャッターストックを解説した記事です

そして報酬制度変更直後の解説です

報酬制度変更後、最初の1ヵ月での記事

そして報酬制度変更から3ヵ月で今回の更新となりました。

興味が御有りの方は読んでみてくださいね。

シャッターストックってどんな会社?

Shutterstock 日本語 - ロイヤリティフリー写真、ベクター画像、イラスト素材
写真素材、イラスト、ベクター画像など、1億点を超えるロイヤリティフリーのクリエイティブ素材から検索できます。毎日1万点の高解像度画像が追加されるShutterstockならアイデアが尽きることがありません。

Shutterstock(シャッターストック)は、ニューヨークに本社を置くストックフォト、音源、編集ツールを提供する会社である。 2003年に写真家兼プログラマーであるJon Oringerが設立し、約9000万枚の写真、ベクタ形式イラストレーションロイヤリティフリーで管理し、約400万の動画及び楽曲を許諾提供している。元は包括契約であったが2008年から個別販売に対応し、2012年にニューヨーク証券取引所に上場した。2016年3月時点で10万人の貢献者を抱え、150カ国に140万人が現役で活動している。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

と、Wikipediaからコピペですが、情報は古いですね。

2020年6月30日現在、3億4,000万点を超える画像があります。と、シャッターストックさんは言っている様です。

私が簡単にまとめますと

  • 世界三大ストックフォトの1つ
  • 素材の保有数はおそらく世界1
  • 世界中にとんでもない人数の顧客とコントリビューターが居る
  • 2020年6月に突然報酬制度を変更し、売る側は揺れに揺れている

といった感じでしょうか。

シャッターストック 長所は?

  • ダウンロード数が多い
  • 売れた国や都市が表示されて楽しい
  • 審査が早い

といったところでしょうか。

ダウンロード数の多さは流石と言えると思います。

私は表示順があまり良くない様なのですが、それでもなかなかのダウンロード数があるので、表示順が上位になるともっと凄いのではないでしょうか。

売れた国や都市が表示されるのはシャッターストックだけなので、これはとても良いと思います。

審査が早いのはAIの導入とコントリビューターの大量離脱が理由ではないかと思います。

フォーラムを見ると新規アップロードはしないと言っている方がとても多いですし、ちょうど報酬制度が変更になった時期から審査が異常に早くなりました。

要するに審査は暇なんでしょうね。

シャッターストック 短所は?

  • 日本語では出来ない部分がある
  • 税務処理が解り難い
  • ダウンロードされた時の報酬が異常に安い
  • 突然報酬を下げて質問を全て無視

日本語のサポートは私が始めた頃よりかなり良くなりました。

これからも改善されるかもしれませんね。

税務処理はシャッターストックの問題では無いので簡単にするのは難しいかもしれません。

そして報酬の単価の安さはこれは致命的ではないでしょうか。

私も最初からこの単価だったら始めませんでしたね。

シャッターストック 報酬はどうなの?

↑がシャッターストックの言っている報酬システムの内容なのですが、購入者が購入するプランによって変わるので具体的な金額が解りませんね。

私はレベル5(上から2番目)なのですが、ここで真実をお話ししましょう。

シャッターストックの報酬はオンデマンドダウンロードと、単品購入と、特別購入が全てと考えて良いかもしれません。

オンデマンドダウンロードですと1ダウンロードで$3前後くらいはもらえます。

単品購入と特別購入ですと$5~$40といったところかな。

この様な珍しい購入がどれくらい有るかが全てです。

そしてこの様なダウンロードはとても少ないです。

さらに言いますと、この様なダウンロードは別に良い画像だから評価されて高く売れるという訳ではなく、そのような少ない購入者様に買ってもらえたという偶然に近いと思います。

なので高額でのダウンロード数は全く安定しません。

私も報酬制度が変更になった直後は報酬額は中々良かったのです。

しかし圧倒的に多いプランでの購入はほとんどが20セント以下です。

レベル1が購入額の15%でレベル5は購入額の35%のはずなのですが、どうやらどのレベルでも$0.10がとても多いようです。(フォーラム情報)

10セントでは100枚売れても$10ですからね。

最早お話しになりません。

なので報酬制度変更後、最初の月は変更前と比べても悪くない報酬総額だったのですが、2ヵ月目3ヵ月目は変更以前の平均から30%は報酬総額が下がってしまいました。

しかも年が変わると全員レベル1からリスタートらしいのです。

少々乱暴にシャッターストックの報酬額をまとめると、大体1ダウンロードにつき$0.10と考えて良いかもしれません

奇跡的に珍しいプランでダウンロードされたり特別なライセンス付きでダウンロードされれば良い額も有り得るかもって感じでしょうか。

シャッターストック 売る側目線 まとめ

とにかく報酬制度変更で大きく変わってしまったシャッターストック。

新しくコントリビューターになろうかとお考えの方は止めた方が良いかもしれません。

シャッターストックが保有する画像素材はとてつもなく多く、ハイクオリティーです。

10セントの為に良い機材で撮影した画像をじっくりレタッチしてアップロードする気になれますか?

他のストックフォトにアップロードするついでなら良いかもしれませんが、日本語でタグ付け等が出来ないのでちょっと手間がかかるんですよね。

そして極めつけは、報酬制度変更でフォーラムに沢山の質問(愚痴ではなく具体的な物多数)を完全無視という乱暴さ

これはこのまま何事もなかった様にやっていくのでしょうね。

沢山のコントリビューターが作品の販売を停止したりして抗議しているのですが、何の反応もありません。

せめて丁寧な説明が欲しかったですね。

ちょっと愚痴っぽい記事なってしまいました。

これから他のストックフォトもこの様に報酬を下げていく時代なのでしょうか。

楽しく続けられて好きな副業だったので寂しい限りです。

所詮趣味の延長でやって来た事ですから、これからも楽しくやっていって、楽しめなくなったら止めてしまえば良いのです。

ってな感じでシャッターストックを解説してみました。参考になりましたでしょうか。

また何か変更になったりしましたら解説したいと思います。

頑張っていきましょう。

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