世界のちょっと珍しい果物を食べて感想を言うだけのコーナーです。
今回ご紹介するのはハニーキーツ種のマンゴーになります。
産地はメキシコです。
メキシコから輸入されているマンゴーはヘイデン種、ケント種がほぼ全てといっても過言ではありません。
キーツ種のマンゴーというのは有りますし輸入もされているのですが、アメリカからの輸入がメインだと思います。
以前紹介したキーツ種、グリーンマンゴーの記事はこちら
実はフルーツに関しては結構玄人な私サバ彦。
特にマンゴーはインド、パキスタン、フィリピン、タイ、ベトナム、アメリカ、ブラジル、メキシコ、プエルトリコ、ペルー、キューバ・・・くらいかな?輸入、旅行で食べてきた経験も踏まえて今回のハニーキーツ種を紹介していきたいと思います。
ハニーキーツ マンゴー 基本情報
基本情報とかかっこよく言いながら色々調べながらいつも書くのですが、ちょっと情報が少ないですね。
なので私の情報もあまり鵜吞みにせず、参考程度に読んでいただけると幸いです。
まずキーツ種との区別なのですが、グリーンマンゴーと呼ばれるキーツ種のマンゴーはここまで黄色くならないと思います。多分。
「多分」とか自信が持てないのは、やはりキーツ種等のグリーンマンゴー系は他のアップルマンゴー系に比べて輸入量が圧倒的に少ないので、過熟してしまった個体等をあまり見かけた事が無いのです。
ですがここまで黄色くなっている物を見た事が無いので、品種自体が完全に別なのだろうなと思われます。
輸入業者さんのFBを見つけたのですが、輸入業者さん曰く9月、10月の1ヶ月間限定の輸入みたいです。
メキシコ産のマンゴーは3月頃から9月一杯は輸入されているので、ハニーキーツ種が手に入るのはかなり短い期間なのは間違いないようです。
幻のマンゴーなんて呼ばれているみたいです。
キーツ種のマンゴーはかなり糖度高めなのに見た目で損しているところがあるので、黄色くなる分ちょっと良いのかなとも思います。
私の貰った個体もそうですが、黒い点々は出やすいみたいですね。
タイの屋台で売っているマンゴーよりマシなマンゴーを「売り物ならない」と廃棄してしまう日本ですから、見た目が悪いのは損してしまいます。
申し訳ない。
かなり情報が少ないまま3行にまとめると
- 9月から10月までの1ヶ月間しか手に入らない
- キーツ種とは別の品種である
- 幻のマンゴーと呼ばれている
と、こんな感じになるのではないでしょうか。
ハニーキーツ マンゴー 観察
テイスティング前に観察してみます。何しろ初めての品種なので。
頂き物である今回のハニーキーツマンゴー、とても立派な個体なので体重測定してみます。
スッゴ!!
946グラム!!
約1キロじゃないですか。
キーツ種と似ている点としては、大きくなりやすいという点があるかもしれません。
黒い点々に関しては私のミスで、頂いた時はほとんど点々は無かったのですが、1日常温放置してしまったら一気に点々が現れました。
ただ過熟って程でもないように見える(香りや柔らかさ含む)ので問題無いと思います。
秘密は有っても嘘は無い私サバ彦がハッキリ言いますと、やっぱり見た目は損している品種ですね。
ヘイデン種、ケント種、アーウィン種等アップルマンゴー系より見た目は落ちる感じです。
ハニーキーツマンゴー 試食
我が家のボス(妻)に先に食べられてしまい、これしか残ってなかったのでダイス状にせずにこのままスプーンで食べたいと思います。
スプーンを刺す感触的には結構滑らかな感じがします。
あまり繊維質が強いマンゴーではないようです。
お味の方は…
なるほど。流石です。
糖度も酸味も風味も素晴らしい!
マンゴー臭さと言いますか、独特のトロピカル風味はちょっと弱めです。
かと言って全然無いという訳ではないので、さっぱり系マンゴーに分類されると思います。
ちなみに一番マンゴーフレイバーが強いのはインドやパキスタンから輸入されるアルフォンソ種のマンゴーです(サバ彦調べ)
一言でまとめるならばこれは
サッパリ系マンゴーの頂点と言えるのではないでしょうか。
ちょっと手に入りにくい品種ではありますが、皆様も機会が有ればぜひ試してみてください。
ハニーキーツが見つからないのでペルーマンゴー。
こちらも美味しいです。
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