お魚は一部の魚種を除いて天然物であり、漁獲量に差が出ます。
市場原理に基づいて、値段も変動するものです。
これが我々庶民を一喜一憂させるのですが、イワシはとんでもなく安い日が結構あったりします。
本日は100gあたり17円。
こちら5匹で約450gなので、80円位でした。
ありがたい。大変ありがたい。
もう少し安い日もあるのですが、そういう日は魚が小さい物ばかりだったりして、作れる物が限られてしまいます。
今日は型にばらつきがありますが、無選別なのでさらに安くできるのでしょうね。
型もまずまずなので、これで80円ならお買い得です。
これはササっと保存用のオカズにしてしまいましょう。
圧力鍋で骨まで食べられる煮魚を作っていきます。
材料
- イワシ 今回は大きさバラバラ5匹
- 水 200cc
- 料理酒 100cc
- みりん 70cc
- 醤油 70cc
- 砂糖 小さじ1
- こんにゃく 1袋
分量は参考適度でOKです。
多少の増減が有っても美味しいですし、個人の好みが有りますからね。
調理
まずはイワシの下処理です。
頭と尻尾を落として、内臓を取り除き、血合いを洗います。
たまに「内臓ごと煮た方が栄養が有るから良い」というワイルドな方もいらっしゃいますが、我が家は子供が気に入って食べてくれるのが優先なので、美味しく作ります。
やはり内臓は出さないと苦いです。
ウロコは洗っているうちに取れてしまうという程度の強度ですので、ちょっと強めに洗って一緒に洗い流してしまいましょう。
圧力鍋での料理にはこれで良いのですが、圧力鍋意外だと
この背ビレの部分と
この腹ビレの部分は取り除いた方が子供には食べやすいです。
手開き等でも小骨が残りやすい魚ですから、子供にはやはり食べ難いので、配慮が必要かもしれません。
しかし今回は圧力鍋で骨まで柔らかくなるのでこのまんま放り込みます。
コンニャクを手で引き裂く!むしりとる!そして圧力鍋に放り込む!
そして調味料も投入!
そして蓋をして火にかけます。
圧がかかってシューシュー音がし始めたらタイマーをセット。
5分ですと正直中骨が硬いです。
10分ですと中骨もまあ大丈夫。
15分だとクタクタ感が出てきます。
お好みで良いと思います。
ちなみに私は10分派です。
圧力鍋って便利だな~と使うたびに思いますね。
骨まで食べられる煮魚が10分だもの。
パール金属 圧力鍋 3.5L IH対応 3層底 切り替え式 レシピ付 クイックエコ H-5040
食す
食すと思わせて食さないという。
タッパーに入れて保存です。
3日位もちます。
しかしこのままでは味をお伝え出来ません。
ちょっと味見を・・・
美味しいです。
全く期待を裏切らないというか、何の驚きも無いというか。
正統派なお味ですね。
こういうオカズが有ると、日々の食卓がちょっと豪華になって良いですよね。
ましてお子様が居る家庭なら、骨まで食べられるイワシは最高でしょう。
魚を食べる子供を見ると、安心します。
「魚食べてりゃ大丈夫だろ」という安易な発想ですけどね。
コンニャク以外のお勧めのイワシのお供としては、早煮昆布が一押しです。
ワンランク上のイワシの煮物になります。
そしてその残った煮汁で煮卵を作ると・・・
これもまた美味しいです。
何しろイワシと昆布の旨味がバッチリしみ込んだ煮卵ができるわけですからね。
ちょっと話が逸れてしまいました。
イワシが安い日に作っておくという料理で、あまりメインには成り得ない料理ですが、栄養満点ですし一度試してみてはいかがでしょうか。
百年床のぬか炊き(イワシ・2尾)
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