マンゴーはお好きですか?
現在日本には様々な国から多種多様なマンゴーが輸入されています。
空輸されて来るも物も多く、日本に居ながら高品質なマンゴーが食べられる、素晴らしい時代になりました。
今回紹介するマンゴーは、トミーアトキンスという品種のマンゴーです。
どんな特徴があるのか、解説していきましょう。
トミーアトキンス種 基礎知識
このトミーアトキンス種のマンゴーは、私の知る限りブラジルからしか輸入されていないと思います。
実は私サバ彦は業界人ですので信頼性の高い情報だと思って頂いてよろしいかと思います。
ブラジルからは他にKENT種(ケント種)も輸入されています。
量的にトミーアトキンス種の方が多いので、ブラジルマンゴーと書いて売られている物を見たらトミーアトキンス種の可能性が高いと思います。
栽培量はメキシコもブラジルもトミーアトキンス種が一番多いという情報も目にしました。
画像の通りアップルマンゴーの一種で、熟すと赤っぽくなる品種です。
業界人と言った私サバ彦ですが、見た目だけでアップルマンゴーの品種を当てる自信はありません。
ケント種、ケイト種,ヘイデン種,トミーアトキンス種等、存在するのですが、見た目はほぼ一緒と思って頂いて結構かと思います。
では味や食感で品種を言い当てる事はできるのか。
実は一番特徴的で解り易い品種がこのトミーアトキンス種です。
甘味、酸味、トロピカル風味、どれをとっても他のアップルマンゴーに引けを取らない素晴らしさなのですが、繊維質がとても強いのがトミーアトキンス種の特徴です。
他のアップルマンゴーと同じ物を期待して食べると、あまりの繊維質の強さに驚いてしまうかもしれません。
繊維質が強い分傷みにくいというメリットもあるようです。
トミーアトキンス種 切ってみる
繊維質が伝わるかどうか分かりませんが、とりあえず切っていきましょう。
切っているのは家のボス(妻)です。ネイルがステキです。
ついでにサラっとマンゴーの捌き方の解説を。
真ん中の種を避けて3枚に切り分けます。
そして切った種の無い部分に縦横に数本ずつ切れ目を入れて
くるっとめくります。
すると食べやすく果肉が飛び出るのですが、画像で伝わりますでしょうか、この繊維が。
他のアップルマンゴーとは比較にならない強力な繊維質を持ったマンゴーなのです。
トミーアトキンス種 まとめ
ここまでの文章で察して頂けてしまうかもしれませんが、トミーアトキンス種は他のアップルマンゴーに比べて不人気です。
なのでブラジルマンゴーと書くのは避けました。
最初にも書きましたがブラジルからは他の品種のマンゴーも輸入されていますので、ブラジルマンゴー=トミーアトキンス種という誤解は避けるべきだと思いまして。
ただ私サバ彦は思うのですが、トミーアトキンス種も「繊維質の強いマンゴーだ」と最初から思って食べると結構美味しいです。
ケント種やヘイデン種の様にトロっと滑らかな舌触りを期待して食べるから敬遠されてしまうのではないでしょうか。
「リンゴみたいな食だからアップルマンゴーって言うんだよ」と言いながら売っているという八百屋さんも居られる様で、食べる前に理解しておけばそれなりに美味しいマンゴーだと思います。
食物繊維は体に良いですし、皆様も是非お試しください。
コメント