ちょっと珍しいお魚を、普通に食べて味をレポートする、お魚レポートのコーナーです。
本日はほっけです。
果たしてほっけが珍しいという人が存在するのかどうか疑問ではありますが・・・
干物ではなく生である。
アジとサンマとイワシ以外は珍しい。
こんな都合の良い信念に基づいてお送り致します。
本日はお値段1匹150円でした。
30㎝ほどの個体でしょうか。
重さは推定350gかな。
150円にしては立派なボディーです。
干物なら脂と旨味の強い猛者ですが、生だとどうでしょう。
一応今が旬のようですし、期待して食べちゃいましょう。
お魚豆知識
- 北海道が有名。しかしかなり広範囲で水揚げされる。
- 生よりも干物が有名。
- 鮮度が落ちるのが早い。(足が速いなんて言いますね)
- 触ってヌメリがあった方が脂がのっている。
- 旬は春から夏。
- 大型になるほど脂がのって美味しい。
調理
下処理をしていきます。
塩焼きにするので、いちいち三枚おろしにしたりはしません。
まずはウロコを剥いでいきます。
非常に細かいウロコをしています。
剥げれやすくはないですね。
そんなに厳密に頑張る必要もないのですが、ちゃんと剥いでおいた方が食感もよくなりますね。
お腹を割って内臓を取り出します。
卵がちょびっとありますね。
肝も大して大きくないですし、内臓は全部捨てる事にします。
アニサキスは結構多めです。
特に探したりしていませんが、数匹見かけました。
生食しない方は関係ないので気にしないで全部捨てましょう。
お刺身も美味しいらしいので是非試してみたいのですが、非常に鮮度が落ちやすいとの情報もありますし、今回は断念です。撤退も勇気という事で。
寄生虫なんぞにビビっていては美味しい物は食べられません。
いつか鮮度の良い物が手に入ったらチャレンジしてみたいと思います。
背骨に沿って包丁を入れたら、血合いを綺麗に洗い流します。
この辺はどの魚も大差ないですね。
ここから色々料理するのであれば、水気をできるだけ拭き取るべきなのですが、今回は魚焼きグリルにポンなのでササっと水気をとるだけで、細かい事は気にしません。
水気をとったら塩を振ります。
皮の上だけでなく、お腹にも振ると良いです。
食べる時に皮が剥げてしまうとあまり味がしなくなって寂しいですからね。
まあその時にもう一度塩を振っても良いのですが。
塩を振ったら魚焼きグリルで焼いて完成です。
貝印(Kai Corporation) 関孫六 本鋼 出刃包丁 150mm 銀寿 AK5202
食す
こんな感じで焼きあがりました~
魚焼きグリルは失敗のしようがないですね。楽ちんです。
雑な盛り付け・・・というよりお皿にのせただけなんですが、150円でこの大きさはお買い得ですね。なかなかのボリュームです。
それでは頂いてみたいと思います。
お味の方は・・・
これは美味しい!
干物とはまたちょっと違う美味しさですね。
生もとっても美味しいです。
旬だからなのか、脂ののりも申し分ないですし、旨味も強い魚ですね。
家のボス(妻)も大変気に入って、またあったら買ってくると断言してました。
高値なら考えますが、これで150円なんて・・・。
そんな訳でお勧め度★★★★★
安かったら絶対買いだとおもいます。
ぜひ試してみてくださいね。
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