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魚の可食部ってどれくらい?(お刺身編)

男の料理

スーパーでお魚を選ぶ時、我々男性はついつい尾頭付きを選んでしまいます。

理由は何だろうと冷静に考えると、やっぱり豪華な感じがしますし、「お魚を捌く俺カッコいい」的な中二心も無いとも言い切れません。

それに丸々一匹で買った方がお得に決まっています。

・・・・。

本当にお得なのでしょうか?

お造りだともちろん手間賃が乗せられるでしょうし、サクの状態でもやはり手が加えられている以上、ある程度料金が発生している気がしますもんね。

実際多くの場合、手がかかってない程安くなります。

まあ当たり前の事ですけどね。

それに捨てる部分も問題になってきます。

サクやお造りの場合、もう捨てる所は残っていないので、全てが可食部になるのですが、丸々一匹の場合は捨てる部分も沢山出てきます。

実際どれくらいなんでしょうか。

常日頃疑問に思っていたので、今日はイナダで試してみたいと思います。

総重量

まずはそのまんま量ってみましょう。

一匹で824gでした。

イナダとしても小さい方ですね。

お値段は398円(税抜き)でした。

この時点だと100gあたり48円位って事になりますね。

まあ妥当ではないでしょうか。

捌いて量る

それではどんどん捌いていきましょう。

可食部を多くとるためにもしっかりと捌かないといけませんね。

まずは頭を落とします。

!!??

なんてこった・・・・

頭の重量なんと249g。

全体が824gでしたから、もう残りは575gになってしまいました。

次に内臓を取り出します。

まあ綺麗に取れる所だけ測ってみましょう。

61g。

まあこれくらいかなとは思ってました。

全体から頭をとった時点で575gでしたから、これで残りは514gになりました。

そしてどんどん捌きます。

中骨か・・・

頑張ったけどどうかな・・・

ぐぬぬぬ・・・

75g。

これもまあ想定の範囲内ですが、中骨の分を引くと残りは439g。

寂しくなってきました。

お刺身にするので皮も剥いでおきます。

我ながらまずまずの出来だと思います。

42g。

結構あるんだなという印象です。

残りは397gになってしまいました。

そして骨等を処理して最終計量。

結果!可食部は374g!

お刺身用としては、450gがアラという事になりました。

100gあたり106円ですね。


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まとめ

お刺身は374g、アラが450gという結果になりましたが、これをどう考えるべきなのか。

まずはお刺身というメニューが最も可食部の少ない食べ方である事は念頭に置かないといけないと思います。

焼き魚や煮魚の場合は隅々までつつけますし。

そして魚種によって差が生じるのも当然の事です。

しかし今回のイナダに関してだけで言いますと、正直失敗でした。笑

イナダのお刺身に100g単価100円以上は無いですね。美味しかったですが。

我が家の場合は頭と中骨は塩を振って毎回焼いて食べているので厳密にいうともっと可食部は多いんですけどね。

それでも可食部って半分以下なんだなという事が実際に解ってとても勉強になりました。

この事実を踏まえて、まだ尾頭付きで魚を買うのか!?

答えはYES!!

だって料理するのも楽しいですし、アラも色々食べ方もありますし、美味しいですからね。

今回のイナダは正直高くついた気もしますが、お得な時も多いはず。

これに懲りずにまた量りながらお料理してレポートをしてみたいと思います。

いちいち頭とかはもう量りませんけどね。笑


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