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鮪のアラの大和煮

男の料理

今回使う食材は鮪のアラです。

アラ」とは何かと言いますと、尻尾や骨、つまりは魚の売り物にならない部分を指します

魚を捌いた後に出るゴミの様な部分がアラなのですが、魚の種類によっては美味しく頂く事が出来ます。

鯛なんかはアラ汁にして頂くと美味しいですよね。

鮪は魚体が大きいのでアラも大きい。

工夫次第でとても美味しく頂ける食材になります。

しかも安い!

今回は煮付けて頂きます。

今日のアラ

ドーンと出ましたボリューム満点です。

一応お店がバレない様に画像を加工してあります。違和感を感じますね。

100g単価38円で、このズッシリ634gが何と240円で買えるというお得な食材です。

初めは手を出し難いかもしれませんが、扱い慣れてしまえばこんなにお得な食材も珍しいのではないでしょうか。

鮪のアラの下処理

パックから取り出しました。

生食したくなりますね。(ダメです)

血合いが見えます。

血合いの部分は煮るととても美味しいです。

裏返すとこんな感じです。

これを煮る前に食べやすい大きさに切るのですが、数点コツをお教えします。

  • スジは煮ると柔らかくなるので気にしない。
  • スジを切ろうとすると苦戦してボロボロになる可能性があるので無理はしない。
  • 骨は取れれば取っておくが煮てからの方が取りやすい。
  • スジに沿って崩れてきたらそれを利用してバラバラにする。

煮崩れもし難いですし、要するに適当に細かくするという事ですね。

この白い部分はスジなのですが、切ろうとするとなかなか切れずに潰れたり崩れたりするのですが、過熱すると柔らかくなるのでプルプルっと食べられます。

腹骨の周辺なのでしょうか。

こういう部分も無理に骨を外そうとせずに、骨付き肉感覚でばらしておきましょう。

アラと言っても色々な部位の場合があるので、あまりにも大きな血の塊(血合いではない)は取り除き、なんとなく食べやすい大きさになればOKと考えましょう。

煮付ける

今回の分量は・・・

  • 水   200ml
  • 酒   100ml
  • みりん 50ml
  • 醤油  40ml
  • 砂糖  小匙2

タイトルに大和煮と書きましたが、実は大和煮というのは獣肉を煮る時の名前の様ですね。雰囲気という事でご容赦を。

沸騰したら食べやすい大きさに切ったアラを投入します。

ちょっと肉っぽく見えませんか?大和煮という事で。

アルミホイルで落し蓋をします。

アルミホイルを落し蓋に使う時、手で触っても熱くない気がして火傷をするのは料理男子あるあるですね。

火を通すだけだと短時間でOKなのですが、ちょっと煮詰めた方が美味しいので10分位煮ます。

煮汁が蒸発して焦げ付かない様にたまにアルミホイルをめくって確認してくださいね。

こんな感じで完成としましょう。

肉っぽいでしょ?大和煮という事で。

食す

こんな感じでボリューム満点のオカズになりました。

お味の方は・・・

とっても美味しいです!

高い金額を出してまで調達する気はしませんが、240円の食材でこれだけの量の美味しいオカズが出来るならかなり良いのではないでしょうか。

大変お勧めです。

ちなみにこのアラの煮付けなんですが、鮪のアラであればどんな部位でもそれなりに美味しく頂けます。

しかし鰹(カツオ)のアラですと、かなりパサパサとした触感に仕上がりますので、パサパサ感が苦手な方は鰹は避けて鮪を選びましょう。

そのせいかカツオのアラの方が安い傾向があると思います。

パサパサ耐性の強い方はカツオも試してみてはいかがでしょうか。

安くて美味しくて栄養満点のアラ、今後も賢く活用していきたいですね。

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