ちょっと変わったお魚を普通に食べて味をレポートする「お魚レポート」のコーナーです。
今回はイトヨリダイというお魚です。
知ってる人は普通に知ってるお魚ですね。
イワシとサバとマグロ以外はちょっと珍しいというスタンスで続けているコーナーですので、「イトヨリダイなんか珍しくもなんともねーだろ」的な指摘はご遠慮頂き、暖かい目で見守って下さい。
イトヨリダイ 基本情報
- 見た目がとても美しい
- 繊細な味わいで美味しいが、家庭料理には向かない説有り
- 高級魚だったり練り物の原料だったり、漁の方法等で価値が変わるらしい
- 旬は10月~2月頃
本日私が購入した物は35cm程の個体で、お値段なんと250円。
おそらく旬から外れている上に底引き網かなにかで捕獲されたのかもしれませんね。
あまりお目にかからないので楽しみです。
イトヨリダイ 下処理
今回は塩焼きにしていきます。
ですので下処理はとてもシンプルです。
の前に少し観察。
しかし美しい模様ですね。
糸縒り鯛と書いたりするらしいのですが、カラフルな糸を縒った様な模様だからかもしれませんね。
背ビレの先までカラフルです。
カラフルでステキですね。
見てばかりでは作業が進みませんので、ウロコを剥いでいきます。
鯛っぽいといえば鯛っぽいですが、真鯛等と比べて剥ぎやすいウロコです。
飛び散りますが苦戦はしないと思います。
ウロコを剥ぎ終わったら腹を割っていきます。
春ですが卵も白子も無いですね。
産卵後なのでしょうか。
脂のノリもイマイチです。
とりあえず内臓を捨てます。
血合いに包丁を入れたら流水で丁寧に洗い流します。
ウロコも取ると頭の付け根の内臓も綺麗に取れるのでお勧めです。
飾り包丁を入れます。
魚体が大きく厚めなので火が通りやすいように深く広く入れておきます。
全体に塩を振ったら準備完了です。
イトヨリダイ 調理
調理と言ってもコレなんですけどね。笑
魚焼きグリルに斜め置きでなんとか収まりました。
あまりにも太いお魚は中まで火が通る前に表面が焦げるので三枚おろしにしてから調理した方が無難です。
今回のイトヨリダイはギリギリいけると判断しました。
「姿焼きオート 強め」でGO!
なかなか良い感じに焼けました。
中骨付近が微妙にギリギリな感じでしたが火も通ってました。
成功です。
イトヨリダイ 食す
それでは早速頂きましょう。
お味の方は・・・
美味しい!
なかなか美味しいです!
もうちょっと脂感があればとは思いますが、上品で良い味だと思います。
値段が高かったらガッカリかな~。
今回激安でしたので大満足の味でした。
お勧め度 ★★★★★
値段が高かったら評価は低かったかもしれません。
値段が良かったら是非試してみて下さいね。
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